ゲシュタルト崩壊

ゲシュタルト療法
05 /07 2018
シンクロにティ(共時性)の話。

今年の連休後半はゲシュタルト・セラピスト養成講座の東京合宿に参加しており、5月5日は自分のことで精いっぱいの日、バンクーバーにいる息子からのスカイプ電話に出られませんでした。

翌日に話してみると、SOSの電話だったのです。私に電話しても、つながらなかったので自分で何とかしたとのこと。
発端は突然音もなくiphoneが壊れたそうで、カナダで頼りになる人の連絡先は全てそのiphoneの中…頭が真っ白になったそうです。外国で身近な人には誰にも連絡できなくなって怖かったのでしょう。日本から持たせていた、もう一台のiphoneで私に連絡してきたのですけど、先述の通り。実は息子は弊社の事務所に引っ越したばかりで、まだ諸々の契約履行に立ち会わなければならない状況でした。自分で考えて交渉し決行するしかありません。連絡してきた声が上ずっていました。

「形あるもの(ゲシュタルト)は、いつか壊れる。それは仕方がないでしょう。iphoneが壊れたのは、あなたのせいではないよ。」と息子に言っている、自分の言葉に涙がこぼれていました。

偶然にも(多分、偶然ではない)5月5日は、親子がそれぞれ自分のことをするしかない日となりました。互いの自立がうれしいです。

ゲシュタルトは、いつか必ず崩壊する。それが自然の摂理なのだと、私は気づいています。

Waiting For Loveは、あの子が好きな曲です。辛く苦しい時、私を支えてくれました。
https://www.youtube.com/watch?v=-ncIVUXZla8


生命の樹

ゲシュタルト療法
03 /16 2014

福山城にて、木に沢山の鳩がたわわに実って(とまって)ると思ったら、私の方に集まってきました。食べ物がほしいのかな。子ども達のために買ったドーナッツをあげたら、頭の上にもとまりました。全身ハトだらけ。子どもの頃、よくそんなことがあったことに、気づきました。幼少の頃から、動物たちにはモテる方です。

今日は、ゲシュタルト療法を取り入れた「キャリア開発ワークショップ」の二日目です。散策していた時に、目にとまった風景です。鳩たちは一生懸命、木の実をつついていました。私がぼけ~っと歩いていくと、何かもらえると思ったのか、私が美味しそうだったか、 分かりませんが、アッという間に私を取り囲み、ドーナッツを取り合い、「もうあげない」って言うと、アッという間に私から引いていきました。何でこんなに言葉(?)が通じるのか、不思議なくらいです。

ゆっくり歩いていくと、芽吹いているもの、落ちているもの。。循環の法則に気づきます。もう春なんですね。

春は始まりの季節ですが、私には「始める」ために、片付けるもの「終わらせるもの」が、まだ残っています。年齢のせいでしょうか~ 片付けるのに、手間取り、時間がかかるようになってきました。身体も疲れているのでしょう。

健康でいることが、何よりも大切です。この時期、このワークショップはとても有効だと思っています。職業人でも組織人でもなく、配偶者でもなく、親でも子でもなく、ただ個の自分でいること。それは日常では、なかなか実感できないことです。

ところで心身が健康だと、この時期の面倒な片付けやお掃除が、どんなに楽しいか知っていますか?

役がない自分が、どんなに軽やかで、自分を成長させることが、どんなに人生を深めるか知っていますか?

ゲシュタルト療法は、心身の健康と日常生活を楽しむこと、自己成長に役立っています。

福山城は、私が10年ほど前にゲシュタルト療法と出会った場所です。
3月という忙しい時期に、集まってくださった方々のお陰で、今年の連続ワークショップも無事、スタートできました。次回は、5月17日(土)のオープンで、1日体験が可能です。どうぞ、お気軽にご参加ください。
http://www.fukuyama-career.jp/event/gessws.html

全ては、循環しています。日常の片付けも、自己成長も、良い循環があってこそ、より良く変容し結果(果実)をもたらします。終わらないと、始まらないのです。
木々を観ていると、生命の循環が見事に表現されていることに気づきます。

疲れた時には、きちんと休んでう~んと伸びをして、まずは元気な自分を取り戻しましょう。それから、さっさと片付けてしまうことにいたしましょう。合理的な結果が出ます。



Change & Chance! キャリア開発ワークショップ

ゲシュタルト療法
03 /13 2014
ハワイ・カウアイ島の空を見上げて


人の血管のような情景。
どくとくと脈打っているかのように、木の枝や葉が息づいています。

この時期は、変化の多い季節ですね。体調や環境の変化に伴い、気持ちも変わりやすい時期です。それを不安(定)と、感じる方もいます。変化を受け容れ、適応するのが自然であり、自分を今ある環境の中で、いかに創造していくのか、今ここでの取り組みが、未来につながっていきます。


明後日15日から「自分を生きる心理学」キャリア開発ワークショップが始まります。ゲシュタルト療法は、1950年代、フリッツパールズによって開発され、過去よりもむしろ「いま」に焦点をあてた精神療法ですが、私は「いま」を積み重ねた「これから」、自分の未来を創る手法として、キャリア開発に取り入れた講座を提供したいと考えています。

自分を変えること、それは容易なことではありませんが、何かしらのチャンスは変わり目、新たな出会いやステージ、安定してない環境から訪れることが多いのです。
見慣れて落ち着いた環境、人間関係からは、新たなチャンスや可能性、気づきは生まれにくいものです。


キャリア開発ワークショップは、キャリアアップや能力開発を目的とした内容です。
連続受講が難しい方は、5月17日と夏の合宿ワークショップは、単発で参加できます。
http://www.fukuyama-career.jp/event/gessws.html

新しい自分に、出会いに来ませんか?
気づきには無駄がなく、人生に意味のないことなど無いのです。

自分の息遣い、どのように枝葉を広げて生きるのか、問いかけ分かち合う場をご提供します。




ゲシュタルト療法
12 /14 2013
20131123ゲシュタルト1  2013年11月23日 福山城にて

久しぶりのブログです。ふくやまキャリア研究所は、何年も個人事業でしたので、先月から今、初めて株式会社を経営している感じです。社員も一気に6名となり、正に「人・もの・金」にもまれています。

社長という役は実際重く、深く物事を考えない私にとっては、試練の時期と受けとめています。  それでも誰もが手にするわけではないチャンスをいただいて、会社と自分、社員を成長させることだけを考えて前進して参ります。


先月のゲシュタルト心理療法の講座では、日ごろの重たい役を離れて、個の自分でいられるひと時となりました。美しい季節に福山城で開催できる喜びは、言葉では尽くせません。

多くの方々に参加していただき、感謝の気持ちは数週間過ぎた今も心を温かくします。


今回のテーマは「道」でした。2日かけて、これまで来た道、これから行く道について、自分に向き合うワークを提供しました。楽しいことも苦しいこともあったそれぞれの道のり、その時の自分を受け容れることが、成長につながることを、私は今、気づいています。

そして私は何を表現するのか、選択し検証しながら自分の行く道を究めたいと思っています。私の強いエゴを、どう表現するのか、ゲシュタルト療法は助けになりました。厳しい経済社会を、何としてでも生き抜く覚悟と精神力を、養う場にもなりました。

来年3月から、連続講座が開講します。私は特に、ゲシュタルト療法を未来に向けて、キャリア開発や自分らしく働くためのメンタル強化に応用したいと考えています。

自分に負けさえしなければ、人はどんな目的でも達成できると信じています。


この進化する心理療法を、共に学んでみませんか? 

実践体験するから、何かが変わります。私も毎日クタクタですが、実験中です。




夏の終わりのゲシュタルト

ゲシュタルト療法
09 /26 2013
夏の終わりを感じる季節になりましたね。

疲れがどっと、出る方も多い時期ですが、身体の声を聴くチャンスでもあります。

仙酔島の合宿WSでは、キャリア開発やメンタル強化をテーマに、自己管理方法を提供しました。お互いに学び合い、問いかけることを通して、出会いの素晴らしさを感じる3日間でした。

写真は、海に朝日が差し込む瞬間を捉えています。今この瞬間を楽しむための学問を、私は究めていきたいと気持ちを新たにしております。

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HISADA KAZUE

「自分らしく働くため」のキャリア支援に注力。キャリア開発セミナーを海外で企画するなど、キャリア教育のグローバル化を図っている。楽観主義と適応力が長所だと、自分では思っているのですが。。^^;