働くということ
One Day Diary
今年の仕事始めは、子ども達への感謝の手紙を書くことでした。
昨年の秋、福山市内の小学校から「働くということ」というテーマで話をしてほしいと、ご要望をいただいたのですが、その時、話を聴いてくれた生徒達から、私へのお礼と感想文がクリスマスに届きました。
思いがけずいただいた小学6年生からのプレゼントは、涙が出るほどうれしい言葉の贈り物でした。
授業をする前にあらかじめ6つの質問をいただいていて「働くとはどういうことか」など、私が回答していく形式でお話しました。
コロナ感染症対策で精神的にくたびれきっている最中でしたが、私自身がなぜ働いているのか、何を大切にしてどこに向かって働き続けるのか、あらためて自分を見つめるよい機会となりました。
子ども達の感想に多く書かれていた言葉を紹介しておきます。
挫折は人生のバネになる、失敗は成功の始まり、人生は何があるか分からない、今からできることをやってみたい、苦しく辛いことの後にうれしく楽しいことがやってくる、「私は小学校の先生になりたい」「僕は設計士になりたい」と教えてくれた生徒もいました。
久田さんは大変なこともあるけど仕事への楽しさがあふれていた、落ち込んでもいいんだ、落ち込んだら久田さんのことを思い出すと書いてくれた生徒もいました。うれしいなぁ。
挫折だらけの私の半生ですが、話せてよかった。
コロナ禍で子ども達も色んなことを我慢している。
今は苦しいけど、この困難の後きっといいことがあるって、励まし励まされたひと時でした。
お声をかけてくれた校長先生に今も感謝しつつ、本当にうれしい出来事だったので、年頭に書き留めておきます。ありがとうございます。